2011年9月14日水曜日

オノ・ヨーコ展 希望の路 YOKO ONO 2011


広島市現代美術館で開催中の、オノ・ヨーコ展に行ってきました。

海外で名前を言うと必ず、「Oh! Like Yoko Ono?」と言われるほど
近い関係のわたしと Ono 氏。(違

しばらく気になっていたので、仕事の隙をみていざ。
比治山神社の横をとおり、公園の中にある美術館へ。

が採用されているということで、「条件付きで写真撮影OK」
というパンフレットを受付でもらいました。


ウィッシュ・ツリー・フォー・ヒロシマ
真っ白な短冊に、一般の人の
平和への願いが綴られている

水たまりの中にある折り鶴
奥に見えるのは とびら

もう1つの一般参加型の作品
マイ・マミー・イズ・ビューティフル

いちばん印象に残ったのは
自分で写真は撮れなかったけど、暗い部屋での展示

真っ暗な部屋にアクリル製の人型がたくさん立っている 見えない人たち
数分ごとにピカッっと閃光がはしり、
スタッフの人が立ってることに初めて気付いて、本気でビックリした…(違

そして、それに続く遺体安置所のような部屋 カバー
ここでは、「○○人亡くなりました」と聞いただけで持ち得る感覚と
実際にその場に居合わせたときの感覚は
全然、違うってことをひしひし感じました。
(もちろん、これは展示とわかっているので、実際はまだまだ全然
違うと思いますが、少し疑似体験)

以前、震災後のビートたけしさんのコメントで
「何千人何万人が死ぬ事件が1件あった、って考えると間違えちゃう。
人がひとり死ぬ事件が、何千件も何万件も起きたと考えなきゃ」
というようなのがあって、ぼんやり、そうだよねと思ったけど
それを形にして言うとこんな感じかもしれない。

そんなわけで、興味のある方はぜひ。

作家: オノ・ヨーコ
CC: BY-NC-ND 2.1 日本

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