広島市現代美術館で開催中の、オノ・ヨーコ展に行ってきました。
海外で名前を言うと必ず、「Oh! Like Yoko Ono?」と言われるほど
近い関係のわたしと Ono 氏。(違
しばらく気になっていたので、仕事の隙をみていざ。
比治山神社の横をとおり、公園の中にある美術館へ。
今回の展覧会は、クリエイティブ・コモンズのライセンス
が採用されているということで、「条件付きで写真撮影OK」
というパンフレットを受付でもらいました。
ウィッシュ・ツリー・フォー・ヒロシマ 真っ白な短冊に、一般の人の 平和への願いが綴られている |
水たまりの中にある折り鶴 奥に見えるのは とびら |
もう1つの一般参加型の作品 マイ・マミー・イズ・ビューティフル |
いちばん印象に残ったのは
自分で写真は撮れなかったけど、暗い部屋での展示。
真っ暗な部屋にアクリル製の人型がたくさん立っている 見えない人たち。
数分ごとにピカッっと閃光がはしり、
スタッフの人が立ってることに初めて気付いて、本気でビックリした…(違
そして、それに続く遺体安置所のような部屋 カバー。
ここでは、「○○人亡くなりました」と聞いただけで持ち得る感覚と
実際にその場に居合わせたときの感覚は
全然、違うってことをひしひし感じました。
(もちろん、これは展示とわかっているので、実際はまだまだ全然
違うと思いますが、少し疑似体験)
以前、震災後のビートたけしさんのコメントで
「何千人何万人が死ぬ事件が1件あった、って考えると間違えちゃう。
人がひとり死ぬ事件が、何千件も何万件も起きたと考えなきゃ」
というようなのがあって、ぼんやり、そうだよねと思ったけど
それを形にして言うとこんな感じかもしれない。
そんなわけで、興味のある方はぜひ。
作家: オノ・ヨーコ
CC: BY-NC-ND 2.1 日本