2012年11月19日月曜日

アメリカ南部の味・ピカンパイ


ツイッターでピカンパイの話が出てふと思い出したので、2008年にミクシィ(懐かし!最近まったく開いてません)で紹介したレシピを、備忘録を兼ねて転載したいと思います。

すごく甘いけどおいしくて、くせになる味。
これとブラウニーが、わたしのお気に入りのアメリカンスイーツです。

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■材料(市販のパイ皿1つ分)
・ブラウンシュガー 1カップ(スプーンで押して、詰める) 
・グラニュー糖 2分の1カップ 
・小麦粉 大さじ1 
・卵 2個 
・牛乳 大さじ2 
・バニラオイル(なければバニラエッセンス) 小さじ1 
・溶かしバター 120cc(たぶん、100gくらい) 
・ピカン 1カップ (無ければ、クルミが近いかも) 
注・・・アメリカの1カップ=240cc 

■準備するもの 
大きいボウル、ゴムベラなど混ぜるもの 
計量カップ&スプーン、卵・バター用の小さいボウル 

■作り方 
1. オーブンを190度で余熱する。バターを湯せんで溶かす。 
2. ブラウンシュガー、グラニュー糖、小麦粉、といた卵を 
  ボウルに入れ、よく混ぜる。 


3. 牛乳、バニラオイルを加えて混ぜる。 
4. 溶かしバターを加えて混ぜる。 
5. ピカンを加え、こわれないようかるーく混ぜる。 


6. パイ皿に流し込み、190度で40~50分焼く。 

できあがり。簡単でしょ。 
こんなに砂糖を・・・!とおそれおののくと思いますが 
1回そのまま作ってみてください。 
表面に砂糖の結晶ができて、香ばしい。 

小さめに切って、コーヒーと一緒に食べるのがオススメ。 


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2012年11月13日火曜日

10年の歳月

昨日、ノラ・ジョーンズのコンサートに行ってきました。2002年のデビュー以来ずっと好きだったのですが、7年前の「Feels Like Home」ツアーには行けなくて、今回初めて。

感想・・・ノラ・ジョーンズは進化してた。考えてみれば当たり前のことなんだけど、10年前のノラ・ジョーンズと7年前のノラ・ジョーンズと今のノラ・ジョーンズはそれぞれ違う。今日のノラ・ジョーンズは、力強かったり、親しみやすかったり、優しかったりいろんな声を聴かせてくれた。特に「力強い」イメージが印象に残った気がする。

当時の思い出がいっぱい詰まっていて、1曲目が始まったときはなんかちょっと涙出た。ステージには、折り鶴の形のライトがさがってた。

ライブ映像を何度か見たことがあって、いつもほとんど曲の間にはしゃべらず次から次へと歌っていくんだけど、今回もそうだった。個人的には、ピアノかギターの伴奏だけの、ボーカル主体の曲が一番好きだった。

終わり方がまたよくて、アンコールの拍手の後に出てきたメンバーは楽器を持ち寄って舞台のいちばん前へ。小さな輪をつくるようにして、距離の近い演奏が始まった。1曲目は「Sunrise」。他の曲もそうだけど、聴くたびにアレンジされていて一度も同じじゃない。そして最後の最後の曲は、「Come Away With Me」。やっぱり原点なのかなと思った。私も大好きな曲で、最高の締めくくり。


バンドメンバーが変わって、ポップスっぽい曲を歌っていたころには遠ざかっていた時期もあったけど、人は変わるし、いろんなことを試して、進化していくのかもしれない。それは、元のスタイルを否定することじゃなくて、AもA'もA''も意味があるんだきっと。何がその人らしいのかを見つけるには、いつものスタイルを変えてみることが必要なのかなと思ったりした(同じようなことを、浅田真央ちゃんが「鐘」を滑っていたときにも考えた)。

あと、むかーし読んだ「ぼくの地球を守って」というマンガの中のこのフレーズを思い出した。


歌はね ただ歌うだけじゃだめだ 
歌は 大気に溶けるんだよ 歌は空気になるんだ 
気持ちは光にもなるんだよ 
気持ちは歌に 歌は空気に 愛は光に 
愛のない 気持ちのない歌は 大気に溶けない 

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